WHAT'S SOCIAL PANORAMAソーシャルパノラマとは
社会心理学者
ルーカス・ダークス博士が開発した
シンプルで使いやすいメソッド
ソーシャルパノラマ(Social Panorama)とは、英語では、Social=社会、Panorama=景色という意味ですが、ルーカス・ダークス博士が、社会心理学の専門家として、何千人もの人々の主観的な経験パターンを調査・研究する中で、NLPやサイコセラピーの手法をベースに開発した「社会と私の景色(世界)を変える」シンプルで非常に強力な方法です。
ルーカス・ダークス博士は、ソーシャルパノラマを開発し、20年以上の実績と活動を続けて来る中で、これまで数多くの人々がソーシャルパノラマによって、人生を改善していく様子を見てきました。さらに、国際的なNLの潮流においても、その取組の独創性と有用性が認められています。
より良い人間関係や
自分を取り巻く環境を再構築する
このソーシャルパノラマを使うことによって、他人や社会、環境や自分自身の思い込みや信念、価値観、世界観を変えることが可能です。ソーシャルパノラマは、世界の見方、認識、理解の仕方を改善し、より良い人間関係や自分を取り巻く環境を再構築することができる、画期的なツールです。ソーシャルパノラマの背景には、人々が「社会的なイメージに満ちた想像上の景色の中で生きている」という考え方があり、パノラマの中で他人のイメージが現れる位置が、人間関係の感情的な特性を決定するということがわかっています。
人の抱える問題は、ほとんど対人関係にまつわるものです。人間が対人関係に悩むのは、メンタルスペースに自分と他人を無意識においた結果といえます。相手の表象を、もっとよい位置に移すことで、自分の状況を改善することができるのです。
その人やその対象物の状態、状況を変えることなく、自分の見方、捉え方を変えることで、感じ方が変わります。全ては自分次第なのですが、ただ違う見方、捉え方をするというのは、とても大変な事です。しかし、ソーシャルパノラマを使うことで、シンプルかつ簡単に、しかも、強力に、自分の捉え方、感じ方、ものの見方を変えることができるのです。
ソーシャルパノラマのワークショップでは、この理論の背景や考え方、具体的な事例を扱いながら、また、数多くの実習ワークで、人の感じる心の景色を変える方法を深く学んでいきます。
About SPJソーシャルパノラマジャパン団体概要
団体名 | ソーシャルパノラマジャパン |
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事業内容 | イベント・ワークショップの開催 資格の認定・発行 |
所在地 | 〒901-0618 沖縄県南城市玉城船越218-1 |
代表 | 矢澤祐史 |
関連団体 | GIVENESS International 株式会社YeeY ワンネス財団 |
ソーシャルパノラマでは、改善したい人物像の位置を見つけるところから始めます。
<サンプルワーク1>人物像を動かす手法
好ましくない人間関係の人物像を、もっとよい位置に動かすことで、その人物に対するイメージを変えます。問題は「どこへ動かせばいいのか?」です。
調査研究から導き出した「万人共通のパターン」があるので、それに基づいて改善を行うことができます。
- ①ある人物が近づけば近づくほど、その人に対しての感情が強くなり、遠くなるにつれて弱くなる。
- ②ある人物像の目の高さが上がれば上がるほど、その影響力が強くなり、目の高さが下がると影響は少なくなる。
- ③ある人物像の向ける視線の方向は、注目を意味する。
- ④クライアントと同じ視線の方向を向いている人物像は、同じものに注目している。
- ⑤ある人物像が2つ、あるいは3つの位置にある場合、不明確な人間関係を引き起こし、役割の衝突を示す。
- ※全部で11の共通パターンがあります。
一般的に、人は他人との関係を「大きい、小さい、高い、低い、前、後ろ、横、間、近い、遠い」といった言葉で表現します。
例えば「子どもができて、夫婦の間に割って入った」と言うように、位置関係を使って自分たちの気持ちを表現します。人間の抽象的な思考の大部分は、身体全体の経験に由来するのです。
人間は誰でも同じような体験をして大人になっていくので、誰でもこのような、他人の概念、感覚も直感的にわかるのです。
- 距離人物像の近さはとてつもなく大きな影響力を持ちます。人間は銀河の果てから身体の中心まで、様々に距離を表現できます。孤独だと感じるためには他人を遠くへ位置します、愛する人はとても近くに感じます。
- 垂直の位置関係人物像のサイズは人間関係の重要さを示します。自分の目の高さより、高いか低いかによって簡単に測定できます。権力や権威を経験した場合は、自己像のサイズと相手のイメージのサイズが大きく関係します。
- 水平の位置多くの人は右左を善悪、快不快を区別するのに使います。
- 並列の位置多くの人は、並列の位置を協力的な関係、向かい合う位置を対立の関係として経験します。笑顔で正面を向き合うなら良好な関係でも、真剣な表情で向かい合うなら不快な関係になります。